自分が自分であるが故の苦悩
最近ずっと聴いてる曲に、お気に入りのフレーズがある。
「生まれ変わる なんてなくて 地続きの日々を歩くだけ」
何か目の前に開かれた新しいものを見つけて、救われるような、そんな感覚を覚えることがある。
振り返ってみると、いつもそういうものに向かって進むことを是としてきた、気がする。そこに向かって進めば、今までの自分とは全く自分になれて、これまで感じてきた、自分が自分であるが故の苦悩から救われるのではないかと。
しかしその道を選んだ先には、生まれ変わるなんてことはなくて、ただ自分が自分であるという、これまでの延長の日々があるだけだった。
自分が自分であるが故の苦悩は、自分が自分であるためには必要なものだと思うし、そういうものには環境が許す限り向き合っていきたいと思っている。これが全ての答えだと思ってる。そして何より、この答え自体もかなり自分らしい、気がする。
先のお気に入りのフレーズは、こう続く。
「気取らず衒わず自然でいるだけ」